夏期講習に打ち克つ首席の作法
みなさんこんばんにちは。
今週から始まる夏期講習に打ち克つために先週旅行に行ってきたので、記録を残しておこうと思います。
7月16日(木) 1日目
最初は金沢駅からサンダーバード10号で京都へ。ホームで入線を待ってると、しらさぎ4号が先に発車。やはり681系の音は最高やで。座席は683の方が好き。
いつも思うけど北陸トンネルは揺れがひどい。長いから整備が大変なのかな?
サンダーバード10号は停車駅が滅茶苦茶少ないパターンのため2時間6分で京都に到着。
上の乗車券では京都駅で改札の外に出られないのだが、山科京都間の乗車券を買うことで出られるようになる。このとき有人改札を通る必要があるのだが、ちょうど新人駅員さんが研修中で、意味不明な乗車券を見せられ困惑していた。サポートしていたベテランの駅員さんがすぐに対応してくれたので良かった。この後も有人改札を通る度に新人さんを困惑させてしまっていた。
京都駅で某氏と合流。この後2日間と行動を共にすることに。
11時に駅ビルにある拉麺小路がオープンし開店凸して入った店は台湾まぜそばの店『はなび』。
語彙力がないので感想は「うん!美味しい!」しか言えない。
次は新快速で神戸方面へ。京都線はトレインシミュレーターで最近遊んだ区間なので「これトレイン趣味でやったとこだ!!」状態だった。特に山崎駅のカーブで減速した時はもうニヤニヤしていた。
六甲道駅で下車。これはどうでも良いことなのだが、神戸大学を受験したことがあるので因縁の地だったりじゃなかったりする。
バスで急な坂を登ったら六甲ケーブル下駅に到着。
ケーブルカーというものに乗ったのは初めてなのだが思っていたより5.14倍くらい急だった。
上駅に着いたら展望台へ。阪神を一望できた。
下山したら元町駅までJRで移動し中華街を通ってメリケンパークへ。
生憎”いんすたばえ”なるものはよく分からないので「海だなぁ」という感想しか無かった。
神戸市民のためのモニュメントなのに写真スポットとしか思っていない観光客には苦言を呈したい。神戸市民じゃないけど。
夜ご飯は中華街の名前を忘れたお店でエビチリを食べた。美味しかった。
阪急で三宮から京都市内へ移動し某氏の家で休むことに。
7月17日(金) 2日目
この日は京都市内を1日ぶらぶらしていた。
昼ご飯は『猪一(いのいち)』でラーメン。ミシュランを取ったらしい。
スープは和風のだしが効いてそばのつゆというかんじ。チャーシューがレアで美味しかった。
数時間 色々と商店街などをぶらぶらと歩いて夜ご飯。『和醸良麺すがり』のモツのラーメン。
つけ麺のようなスープに全粒粉の麺で、モツとニラが本当に美味しかった。ただ古民家を利用したオシャレなお店でオタクには少し落ち着かなかった。
この後は某氏の家へ移動。
ここから少しオタク語りタイム
この2日間で阪急をたくさん利用して、思ったことは、
阪急、悪くないっすね~。
なんでかって言うと、VVVFの音がいいからっすね。
元々、681系や500系のようないわゆる東芝GTOというやつが好きだったが、今回阪急の車両でたくさんいい音が聴けた。特に気に入ったのが上の動画のサムネにもなっている9300系。IGBTの「キーン」という音がとても綺麗だった。E231の墜落インバーターよりも澄んだ綺麗な音に感じた。墜落するのも好きだけど。
一方阪急でGTO素子を使っている8000系はなんだか少し音が汚い感じがして681系の方が好きだなぁと思った。それが良いと言う人もいるのだろうが。
あと阪急の特徴はJRに比べて安い。JR京都三ノ宮間が1,100円なのに対し、阪急は河原町三宮間が630円と6割以下の運賃である。まあ、JRは早く、他の方面へ乗り継げるというメリットもあるが。
もう一つ、阪急は標準軌であるのが良い(関西の私鉄は標準軌が多いが)。
普段狭軌に慣れている私からすれば線路の幅が広いだけで少し感動するのである。私のなかで標準軌と言えば新幹線、というイメージがあるのだが、新幹線のホームにはたいてい安全柵が設けられており、それが線路を見るのに少し邪魔になる。
しかし阪急は標準軌で走る電車を柵無しに見られるのである。素晴らしい。標準軌に慣れている某氏は線路の幅など気にした事が無かったらしい。もったいないなあ。
今度は特急などの通過も見てみたい。
私は阪急にはいまいち馴染みが無く、「全部紫で面白くなさそう」と食わず嫌いをしていたのだが、今回で阪急の良さを知ってしまったため、沼にはまりそうな感じがしてきた。
7月18日(土) 3日目
某氏の家を発ち9時頃に京都駅に到着。この日は東海道の旅である。
駅のミスドで朝ご飯のホットドッグを食べたが、これがとても美味しかった。(写真無し)
「とりあえず浜松で餃子食べたいなぁ~」と思いつつ適当に時間を潰しながら乗る新幹線を決めていたら、ちょうど京都10:08発で浜松に停車するひかり502号があったため、「これに乗って浜松に行こう」と決めた。そしてこの決断は結果的に大正解だった。
新幹線のホームに上がったらなんと、
先日デビューしたばかりのN700Sがのぞみ287号として入線してきた!!
全く調べておらず思いもしない出来事におたくクンは大興奮であった。我ながら挙動不審であったと思う。私の興奮を見ていたのか、向こうのホームにいたJRの方に会釈をされてしまった。
興奮覚めやらぬ中、ひかりに乗り込んで浜松に向かった。
半年ぶりくらいの新幹線だったが、何度乗っても気分が高揚する。某鉄道YouTuberは「新幹線もその辺の電車と変わらない」と言っていたが、私はまだその境地には達しておらず、いつも興奮している。
流れ去る車窓は無限に見ていられる。
浜松に到着したら駅にある『石松餃子』で昼ご飯。
スタンダードな美味しい餃子だった。
駅のカフェで適当に時間を潰して浜松13:25発のこだま722号で三島へ。
それにしても、新幹線特急券を分割して買うと割高になるから(京都浜松3,400円+浜松三島2,530円=5,930円 京都三島4,180円)、餃子を食べるためだけにしてはかなり富豪なムーブだなぁ、と思った。
三島に到着後、東海道線で沼津へ。
そのまま市街に行くと思った?
下土狩駅は「鮎壺の滝」の最寄り駅
最近ずっと雨だったから、とても滝に打たれて修行できるような状態では無かった。
もっと山奥にあると思っていたら三島駅からもほど近い民家の間にあった。
感想は「滝は、、滝っす!」という感じだった。
このあとは沼津駅へ戻りホテルにチェックインした。この日の宿は「沼津グランドホテル」で、まあ普通のホテルって感じだった。無料の洗濯機・乾燥機があるのがとても良かった。
夜ご飯は『らーめん銕-くろがね-』のとんこつラーメン。
美味しいが、家系の豚骨醤油に慣れていると味にキレがないように感じた。蒸し鶏はとても美味しかった。
場所はやば珈琲の隣。そんなところにラーメン屋あったんだ。
すぐホテルに戻ってのんびりしてこの日は終了。
7月19日(日) 4日目
8時ごろ起きてホテルのバイキングで朝食。
9時にチェックアウトしたはいいものの、何一つ予定が決まっていなかった。
とりあえず帰巣本能で例の神社へ向かった。そこの石階段で30分くらいぼーっとしていた。もはや沼津にイキスギてやることと言えば黄昏れるくらいしかない。
とりあえず港に向かうか~ということで港まで徒歩で向かったが、記憶にあるより遠く感じた。きっと疲れてたのよ。
新鮮館ではいつもの『あじや』で鯛の漬け丼とアジフライ。
漬け丼は山椒とごま油が効いていて美味しいし、アジフライは大きくて分厚くてジューシーで最高だった。
食べた後はバスで沼津駅に戻った。何時何分かの東海道線で三島駅へ。
私の持っている乗車券では三島沼津間に乗れないから、その間はICカードで乗車。だから一度三島駅で改札を出て入り直す必要があったんですね。
三島駅から新幹線で東京へ、でも良かったのだが、せっかくならと
185系踊り子のグリーンに乗ることに。引退近いからね、しょうがないね。
これまで1度だけ普通列車グリーンに乗ったことはあるが、特急列車のグリーンは初めてである。
三島駅の窓口で「熱海から東京の踊り子8号、グリーンで」と高らかに(?)宣言したときの高揚感は忘れられない。
きっぷうりばを出て改札に入る時の私は、前日にN700Sを見かけた時並にニヤニヤして挙動不審だったに違いない。
ちなみに後から言われて思い出したのだが、熱海東京が104.6キロ、湯河原東京が99.6キロで、湯河原からグリーンに乗ると1,050円も安くなるのだ。後の祭りである。
三島駅から熱海駅までは普通列車で。新幹線課金はさすがに思いつかなかった。
熱海駅で13:33発の発車を待っている間に臨時踊り子6号が熱海駅に到着。E257のリニューアル車両だった。興味無いね(CLUD)。
待っていると踊り子8号の修善寺からのが先に入線してきた。
しばらくして伊豆急下田からの編成も入線して早速乗り込んだ。
グリーン車の客層は流石におじさまおばさまがほとんどで、話し声も聞こえずとても静かな車内だった。
ここまでの旅行の疲れからか不幸にも眠くなってきてしまう。海の見える区間が終わったら寝ようと思っていたが、下り線の列車をすれ違う度に窓が「バーーン!」と音を立てて揺れるため全然寝られなかった。これがムーンライトながらだったらどんなに地獄か、想像に難くない。
これはトイレの張り紙だが、いかにも国鉄で趣がある。「田町電車区」といのがまた良い。
1時間15分ほどで東京に到着、すぐに北陸新幹線に乗り換えた。東京に長居はしたくなかった。
15:24発のはくたか569号に乗車。何気に、はくたか(新幹線)に乗ったのは初めてであった。金沢と東京にしか用が無いから、かがかきばかりになるのは仕方が無い。次の金沢行きの新幹線は1時間後のかがやき511号で、北陸新幹線の本数の少なさが表れていた。
大宮長野間の1時間はぐっすりと寝ていたら少し体が凝ってきた。座席はE7普通席より185系グリーン席の方が快適だと感じた。ちなみに、臨時列車に使われる185-200の非リニューアルグリーン車が良いと某鉄道YouTuberが言っていた。
長野からはボーッと窓の外を眺めていたが山ばっかりで、街が多い東海道新幹線の車窓の方が好きだと再認識した。
18:24に金沢に到着。3時間の乗車だった。
自転車で帰宅し全3泊4日の行程が終了した。とても疲れた。
完走した感想
とても楽しかった。電車に乗るか食べるかしていなかったが、それが良いのである。例の10万円のおかげで残金を気にせず好きな電車に乗り、好きな物を食べられた。
しばらく旅行は行かなくていいかな~、と思えるくらいには満足できた旅行だった。
2晩も泊めてくれて色々と案内をしてくれた某氏にはとても感謝している。次は金沢来てね♡
次の旅行はいつだろう。また半年後くらいか。ドコへ ドコへ 次はドコへ行こう?